歴史とアニメ好きのAstorogy

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ジャニー喜多川の事件と公共放送の責任

ジャニー喜多川の性虐待がBBCによって世界規模で物議を醸しだし、ジャニーズ事務所が解散したのが、今から約一年前。

 

昨年の今頃に書いた記事です。

michatetoile.hateblo.jp

 

あれから一年、でもまだ一年。

なのに、NHKはタレントの再起用解禁を宣言いたしました。

 

それが10月16日のことです。

 

しかし、10月20日に放送されたNHKスペシャル『ジャニー喜多川アイドル帝国の実像』で、それに対する一般国民の疑問が大きく膨らみました。

あの番組で報じられた旧ジャニーズの対応はひどかった!

アレを見た人間ならとても旧ジャニーズが誠実に被害者に向き合っているとは思えないし、その状況で再起用解禁?と、思います。

公共放送でそんなことをされては、日本は児童性虐待を容認する人権軽視大国です、と、世界中に発信するようなものです。

 

こちらは占星術ブログなので、詳しいことははしょらせていただきます。

各メディア報道でもSNSでもまとめて報じられていますのでそちらをご覧くださいませ。10月24日にも再放送があるので見ていない方にはそちらもお勧めいたします。

 

 

とにかく、発表と放送の順序が逆だろう、そもそも、あの放送を見たらあの発表はしないのが普通だろ、と、いう二つの日付のホロスコープを見比べたら、なかなか興味深かったのでそれをお話していきましょう。

 

左が解禁を宣言した日、右がNスペ放送の日です。

Nスペの方は放送時間に合わせています。

 

16日は金星、火星、海王星が水エレメンツの緩いグランドトライン。

しかもそれに冥王星も小三角を作って応援しています。

金星と火星は恋愛に関係の深い天体ですし、それに幻想の海王星が加わって、夢の世界の疑似恋愛にはピッタリですね。

 

てんびん座の太陽はふたご座の木星とトライン。

楽天的な気分が広がり、国民もその宣言を受け入れてくれるだろう、と、NHKはたかをくくっていたのでしょうね。

 

でも、太陽を中心とした座相を見ると、かに座の火星や山羊座冥王星がTスクエアを形作ろうとしています。

20日になるとそのTスクエアがタイトに形作られ、逆に木星はトライン(好意的な角度)ではなくなり、権力もまた厳しい態度をとる事になる座相です。

 

今後の展開を予想しますと、一時的な楽天的気分の盛り上がりで宣言したのはいいが、この決定を決して権力は後押ししてくれないでしょう。

 

国民感情の月も16日には海王星に重なり一緒にグランドトラインを形作っていましたが、20日には金星とオポジション(180度)。この期に及んで旧ジャニーズを推す女性的感情に特に厳しい目が向けられます。

 

そういえば被害者の会を中傷していたファンが罰金を命じられていましたね。

 

 

正直言って、被害者遺族に対するジャニーズ側のあの対応を見て二度と信じる気は無くなりました。それまではまじめに被害者と向き合い補償をしていこうとされているのだと信じていたけど、おそらく都合の悪いことを口止めするような圧力をかけたうえでなのでしょうね。

 

暴露本出したから補償しない?

暴露本と言うがそれ自体がジャニー喜多川の犯罪まがいの行為を知らしめる重要なものでしょう。それって自社に都合の悪い情報を流す媒体には報復を繰り返して、ジャニー喜多川の性虐待を報じさせなかった、過去の態度とどう違うというのでしょうね。

 

それではまた<(_ _)>。