1898年の今日2月24日は日本で初めて鉄道ストライキが実施されました。
ストライキとは労働環境の改善などを求めて、労働を行わないという形で抗議の意を示すことです。
当時近代化していく日本の中で新たな事業に一つとして立ち上がった鉄道ですが、有力財閥と政府の癒着が進み、労働者は置き去り。
日本初のストライキは27日まで続き、四週間の団体交渉の上でほぼ労働者の要求が通ったと言います。
その日のホロスコープはこちらです。
カイトのアスペクトがありますね。
カイトとはグランドトラインにオポジションも合わさって凧のように見えるアスペクトです。
何か大きなことが起こる日には、グランドトラインなどの吉角が形作られていいることがよくあります。
例えば第二次世界大戦がはじまった日。
後は鎌倉時代の三代将軍実朝暗殺の日とかもね。
これは私見ですが、グランドトラインというスムーズにエネルギが流れるようになった状態が、今までのストレスフルな状態を解消する動きになってくるのかもしれません。
今日扱う鉄道ストの日は、そのグランドトラインに180度の緊張も交じっているので、天体のエネルギーがより活性化している状態です。
細かく見ていきましょう。
みずがめ座の火星、ふたご座の冥王星、てんびん座の木星がグランドトライン。
火星と冥王星の吉角は際限なきエネルギーを、さらにそれを木星が拡大しています。
冥王星にいて座の土星がオポジションで対抗していますので、抑え込もうとするエネルギーも相当なものだったのでしょう。
冥王星と土星の軸にうお座の太陽と金星もスクエアでTスクエアも形作られています。
太陽は国なども表すので、国としては労働者の動きなどは抑え込みたかったのでしょう。
しかし、火星(若い男性や軍人)や木星(社会的権威のある人、富裕層など)のエネルギーの交換が活発で、結果として労働者に良い結果を招いたのは、これらの吉角のアスペクトでしょう。
あと、国民感情を表す月はおひつじ座にあり、みずがめ座の水星やふたご座の冥王星&海王星と小三角を作っております。土星ともトラインで庶民が納得する結果が得られたのはこれらの座相によるものでしょう。
政治家と富裕層の癒着や一般国民(労働者)無視の状況については現代も共通しております。
権力を批判するはずのメディアは、おためごかしの政治批判。
なぜなら、自分たち自身が業界の権力者の顔色を窺って悪事を報道しようとしない有様ですからね。
そんな状況の出口はどこにあるのでしょう?
それではまた<(_ _)>。