みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

【鎌倉殿の13人】主人公の義時権力の頂点まであと少し

1205年9月5日は『鎌倉殿の13人』の主人公・北条義時が二代目執権になった日です。

大河ドラマの方では、源頼家が暗殺され三代将軍実朝の時代になり、外祖父に当たる北条時政が調子に乗っている真っ最中です。

付け届け(賄賂)を受け取りしかるべき筋を曲げ、俺を頼ってきてくれたのに力を貸すのが…、などとのたまう、自分にこびる人間を優遇し囲い込む悪い意味での蟹座&蠍座的な手法。元五輪委員会会長の森喜朗のやり口などを見ているようで、ストレスマックス、はやく時政失脚してほしいんですけど(--〆)…。

ネタバレ避けるために詳しいことは書きませんが、その後、時政と義時の親子対決を経て、義時が執権の座に就くのですね。

 

その日のホロスコープがこちらです。

 

太陽は乙女座なのだけどノーアスペクトでポツン。

時世を占うマンデン占星術では太陽は権力者や国家元首などを表現しているので、将軍実朝が茅の外であるかのような雰囲気が感じられます。

 

水瓶座の月と獅子座の金星&天王星が180度で対向。

月は民衆や国民の意識、金星が女性、天王星が改革勢力などを表します。

それらに対して、牡牛座の木星土星も90度でTスクエアを形作っています。

 

木星が宗教や権威者を表すので朝廷や仏教勢力を表しているのかな。

土星は重鎮や実力者、単純に苦難や忍耐を表したりもしています。

 

軍隊や争いを表す天秤座の火星は調停の座相を形作って、もう一つの三角形を作っています。

 

 

 

北条義時の執政は、新たな武家政権の世を切り開く(天王星)の思いを女性(金星)が後押ししているけど、民衆の思い(月)対立することも多く、朝廷(木星)や重鎮(土星)たちの横やりもかなり厳しいものがあった。

ただ火星に象徴される若い男性や実際に血を流して戦う軍事担当者、つまり武士たちの援護には恵まれていたと言えるのでしょう。

 

不動宮のTスクエアが、義時VS他の御家人、あるいは鎌倉VS朝廷で、いずれの勢力も引くことをせず対立が激化することを表し、火星の調停の座相が結局切ったはったの血で血を洗う抗争で決着がついた形になってしまうことを表しているのでしょうね。

 

別ブログですが『鎌倉殿の13人』に関する記事です。

よろしければ読んでくださいませ。

mishablnc.hateblo.jp

 

それではまた<(_ _)>。