2025年春のNHKの朝ドラは『アンパンマン』の作者やなせたかしさんがモデルです。
やなせたかしさんと言えば『アンパンマン』のアニメが有名ですが、他にも『手のひらを太陽に』の作詞。
『詩とメルヘン』という雑誌編集、そのほか舞台の脚本などマルチに活躍されていた方です。
そのやなせさんの生年月日は1919年2月6日。
ノーアスペクトの太陽は流されやすい、人生の目的が定まらない傾向にあります。
他人の船に乗っかかる方が人生うまくいくこともしばしば。
彼は本職の漫画以外にも様々な仕事を引き受けて「困ったときのやなせさん」と言われてきました。
才能は水星や金星、意欲は火星、そして人気運は月があらわします。
それらが互いにアスペクトを作り合い、才能豊かな人を表しているのですけどね。
月を見ると、しし座の土星とみずがめ座の天王星のオポジションを調停しています。
一風変わった作風で人気運あり、土星とも吉なのでコツコツ積み重ねていくタイプでしょう。
水星と海王星のハードアスペクトは知識が混乱したり、リアルとファンタジーの区別がついてなかったり、ただし、詩歌やファンタジーの分野では傑出する才能を発揮する可能性があります。
そのまんまやん。
『アンパンマン』が流行し始めたのは二十世紀も終わりの頃で、やなせさんにとっては晩年のことでした。
アンパンマンというのは従来のアニメヒーローとは一味違います。
作者自身が「世界最弱のヒーロー」と言っておられます。
思えば戦争が終わり、戦後日本のサブカル(アニメなど)が誕生したのは冥王星しし座の時代でした。
その頃のヒーローは何の葛藤もなく「悪者」を倒していました。
自身を輝かせて悪を倒せればそれでよし!
しし座の感覚ですね。
一歩間違えればただのいじめっ子ですけどね。
自分と他者の価値を同列に見なすみずがめ座では、他者が他者の論理で行動することをとがめられはしないし、それを妨害する(倒す)のも単純に「正義のため」とは言えないところがある。
「自分が傷つくことなしに正義を行うことはできない」
やなせさんの言葉です。
すでにお亡くなりになっておられますが、みずがめ座時代にふさわしい方ですね。
それではまた<(_ _)>。