みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

3月13日は新選組の日

文久3年3月13日、会津藩松平容保が「壬生浪士組」を正式に会津藩お抱えにし、「新選組」と名を改めました。

 

それを記念して3月13日は「新選組の日」なのですね。

ACイラストより

 

ちなみに、同年2月27日は新選組の原点である浪士隊が発足され、その日も「新選組の日」とされています。

 

文久3年3月13日のホロスコープです。

新暦に直すと1863年5月1日。

 

太陽星座はおうし座、冥王星と合です。

強い権力の後ろ盾が見て取れます。

しかし、他の惑星とはアスペクトを取っていないので、強い方針や方向性があったわけではないでしょう。

 

民衆を表す月がてんびん座でおとめ座土星と合。

おひつじ座の海王星やかに座の火星とTスクエアを形作っています。

 

火星と海王星の凶座相は被害妄想による攻撃。

敵は大量破壊兵器を持っているに違いないだからつぶせ、みたいな、どこかの国が無理やり相手の『悪』を妄想して攻撃に転じるような形。

 

新選組側にとっては攘夷や討幕の人がそのくらい、えげつない『悪』に見えていたのかもしれません。

 

その組み合わせに対して、民衆を表す月も凶座相。

有無を言わさず、攘夷を疑われた者を罪人としてばっさり切り捨てていくような集団ですから、けっこう冷ややかな目で見られていたかもしれません。

でも、周囲の状況に合わせるてんびん座でしかも忍耐の土星と合だから、京の治安を守ると言われたら、じっと黙って我慢の子だったのでしょう。

 

あとふたご座の金星と天王星が合でてんびん座の月や木星とは吉座相

任務では切ったはったの物騒なイメージを持たれていたのかもしれませんが、色恋などではかなり人気があった可能性が大。

風エレメントのトラインですから、女性からは今風の軽やかでおしゃれな雰囲気の方々というイメージを持たれていたのかもしれません。