先だっての9月8日、英国女王エリザベス二世が崩御されました。
その日ロンドンの上空には二重の虹が現れ、天からフィリップ殿下がお迎えに来られた、と、話題でした。
享年96歳。4月21日の牡牛座生まれで、土の時代の終焉を象徴する出来事の一つと、占星術界隈では言われております。
次のチャールズ三世も蠍座、風よりも土の時代の方が相性がよさそうです。
ここで英国王室の方々の生年月日と星座を見てみましょう。
英国王室メンバーの生年月日(直系血族とその配偶者のみ)
王室メンバーの生年月日と星座を並べてみます。
人数が多いので直系とその配偶者のみといたします。
- 故エリザベス二世1926年4月21日(牡牛座)
- 故エディンバラ公1921年6月10日(蟹座)
- チャールズ三世1948年11月14日(蠍座)
- 故ダイアナ元皇太子妃1961年7月1日(蟹座)
- カミラ王妃1947年7月17日(蟹座)
- ウイリアム王太子1982年6月21日(双子座)
- キャサリン妃1982年1月9日(山羊座)
- ジョージ―王子2013年7月22日(蟹座)
蟹座率高いですね。
エリザベス二世の夫エジンバラ公。
チャールズ三世の元妻のダイアナさんと現妻のカミラさん。
ジョージー王子。
蟹座は家族愛や共同体の幅を広げれば愛国心をも象徴します。
基本的に女性星座の割合が高いです。
そういえば日本の皇室も歴代の天皇陛下は、
女性星座のお生まればかりですね。
十二星座はざっくりと
と、分類されるのですが、男性星座の方が能動的、女性星座の方が受動的な傾向があります。家系を継承し与えられた役割をこなすことを求められる王室(皇族)だと、受動的な女性星座の方がおさまりがいいのでしょうか。
ただ、日本の皇室でも今上天皇の後は、どなたが継がれるにしても、候補に挙げられる方々はみな男性星座のお生まれです。
また英国王室ではウイリアム王太子が男性星座の双子座のお生まれです。
ただ双子座と言っても、その最終度数に当たるので蟹座の色合いの濃い双子座。
そして次の代のジョージ―王子は蟹座だけど、これも最終度数で獅子座の色合いの濃い蟹座となっているのが興味深いです。
ちなみに先だって英国王室を騒がしていたヘンリー王子は1984年9月15日生まれの乙女座ですが、妻のメーガンさんは1981年8月4日の獅子座生まれです。
かつてのダイアナさんが起こした王室との確執は「家族」という枠組みの中で虐げられた(と、ダイアナさんは感じていた)ことや、夫に裏切られたことに由来する蟹座的なものだったのに対し、メーガンさんの場合は「私が」という強い自己主張が王室の伝統や雰囲気と合わず、それをぶち壊していこうとするがゆえの摩擦、非常に獅子座的な要因が見られますね。
チャールズ国王のホロスコープ
新国王となられたチャールズ三世のホロスコープを紹介します。
太陽と冥王星の凶座相は、父親との確執や本人ではどうにもならない力によって運命が急展開しやすいことを表します。
土星や冥王星が太陽と凶座相の場合、父親からの圧力がかかりやすいといわれます。
この場合の「父親」とは、一家の長として立ち、他の家族のメンバーの運命を握っているという意味での「父親」を表現しているので、場合によっては家族内で父親以外の影響力のある人物を指すこともあります。
英国王室の場合、家長はエリザベス女王といっていいので、チャールズの場合、母親たる女王から、人生においていろいろ心ならぬ圧力を感じていたこともあるのでしょう。
そして特徴的なのは天秤座の金星と海王星の合、そしてそれらが牡羊座の月とオポジションとなっていることです。
金星と海王星のアスペクトは恋愛における夢想、それに妻を表す月が対向していたのですね。この軸には太陽には圧力をかけていた冥王星が調停の座相を形作っています。
公的な立場においては、息子の結婚問題に制約を課し、恋愛スキャンダルに厳しい対応をせざるを得ない女王が、私的な感情においては、何とか調整していい形にもっていきたいという気持ちを持っていたし、それを息子であるチャールズにも示していたということでしょうか。
ついでに言うと射手座の火星も調停の座相。
火星があらわす若い男性や軍隊においては好意的な目で見られていたのかな。
チャールズ (プリンス・オブ・ウェールズ) - Wikipedia
確かカミラさんとの再婚についても、最初は厳しい意見が主流だったけど、2007年の世論調査では好意的な意見が増えてきたという話が、ウィキにも記されています。
それではまた<(_ _)>。
エリザベス二世が先に逝かれた伴侶と再会され、天国で幸せに暮らせます様に。