7月14日は『鬼滅の刃』の主人公、竈門炭治郎の誕生日です。
太陽星座蟹座の生まれなのですね。
ブログ主コレクションより
兄と妹の共同体への軸
蟹座は何度か記事に書いていますが、共同体の中にかよう人間同士の情愛を表しています。そして弱いものをいつくしみ、守るのも蟹座。
それって炭治郎君の行動原理そのものですね。
鬼になった妹の禰豆子の方は12月28日、山羊座生まれ。
以前も書きましたが、蟹座と山羊座の180度の対向軸は共同体へのかかわり方を表します。
かまぼこ隊の超感覚
主人公の炭治郎は鬼となった妹を人間に戻す手段を見つけるために、鬼殺隊剣士となります。そしてストーリの序盤に同期の我妻善逸、嘴平伊之助と出会い、戦いの中、絆を深めていきます。
「かまぼこ隊」とは伊之助が炭治郎の名前を「かまぼこ権八郎」と言い間違えたことに由来し、主人公を含めたこの三名を表します(禰豆子を含めて四名を表す時もある)。
新米隊員である三名が、鬼の中でもトップクラスの十二鬼月との戦いの中で、何らかの役割を果たしそして生き残った要因に一つとして、三名それぞれが持つ常人離れした感覚が挙げられるでしょう。
- 竈門炭治郎ー匂い(嗅覚)
- 我妻善逸 ―音(聴覚)
- 嘴平伊之助ー皮膚(触覚)
人間の五感から脳に入る情報の八割は視覚からと言われます。それ以外の感覚の中で戦いには役に立ちそうにない、味覚を除いた三つの感覚を、主人公を含む三名がそれぞれ傑出した形で有しています。それを使って鬼の正体を見破ったり、場所を特定したりできたし、危機を察知し生き残ることができていました。
「五感」と言えば牡牛座ですが、作者の吾峠呼世晴さんは1989年5月5日、牡牛座の生まれなのですね。
吾峠呼世晴氏のホロスコープ
ここで作者のホロスコープを見てみます。
牡牛座に太陽・月・金星が集中し、蠍座の冥王星とオポジション。
太陽と冥王星の座相は強いカリスマ性と普通ではない成功を与えます。
180度の凶座相なので、強い葛藤が伴います。
重苦しさを与える座相でもあります。
軽い作風ではないですからね。
土星以遠の社会的様相や世代的特徴を示す天体が、こぞって山羊座にあった時代の生まれ、そういう方の描いた作品が冥王星山羊座時代に大ヒットしたのも象徴的です。
この三つの天体は、太陽と冥王星の牡牛座&蠍座の軸を調整しています。
さらに意志や意欲を表す火星が蟹座にあり、三天体のうち天王星とオポジションとなっています。炭治郎と禰豆子の兄妹の星座の軸に合ったテーマ性がこのオポジションにも表れていました。
また『鬼滅の刃』のテーマは「家族愛」だけでなく「継承」というものもあるという意見があります。「継承」というのは8室、あるいは蠍座がつかさどるテーマでもあります。
吾峠さんのホロスコープの牡牛座と蠍座、そして蟹座と山羊座の軸が、ご自身の作品のテーマ性に現れていて非常に興味深いですね。
ちなみに頭のかたさ(頑固さ)ナンバーワンの星座は牡牛座です。
他の鬼殺隊キャラ記事のリンク
以前書いた他の鬼殺隊のキャラの鑑定記事を貼っておきます。
それではまた<(_ _)>。