今回は『遊郭編』で炭治郎たちのリーダーとなった音柱・宇随天元。
誕生日は10月31日の蠍座となっています。
蠍座の愛情
蠍座の守護星は冥王星、冥王星の辞書に「中庸」という言葉はありません。
信じた者にとことんついていきます。
天体同士のアスペクトやハウスとの兼ね合いもありますが、真実を見抜く洞察力があり、性的魅力にあふれた人が多いです。
だから嫁3人も😍😍😍、いや、それは生家の掟でしたよね…。
情の深い星座なので抜け忍をする際にも3人ともつきしたがい、今も彼女たちは「天元さま超ラブ💛」の状態です。
特に印象的だったのがこのセリフです。
自分の命のことだけ考えろ
他の何をおいても俺のところへ戻れ、任務遂行よりまず命、
こんな生業で言っていることちぐはぐになるが俺が許す。
俺は派手にハッキリと命の順序を決めている
まずはお前ら三人、
次に堅気の人間たち、そして俺だ。
鬼殺隊である以上当然のほほんと
地味に生きている一般人も守るが
派手にぶっちゃけると俺お前らのが大事だから死ぬなよと。
占星術的に見るとこのセリフには蠍座的エッセンスがつまっています。
まず「お前ら三人」というのは、三人の嫁、須磨・まきを・雛鶴のことです。
蠍座は自分と深くかかわる人を大事にする星座で「公平性」はあまりありません。
縁がつながった人たちへの情の深さは十二星座一と言えるでしょう。
命の順序も最初が嫁三人、次が堅気の人間、でも、鬼から一般人を守る鬼殺隊の任務としての兼ね合いは?
それもすでにマイルールが出来上がっている模様。
宇随の蠍座は、前回お話した煉獄さんの牡牛座と同じ不動宮です。
太陽星座が不動宮、あるいは不動宮に天体が多いと、マイルールを設定しそれを固辞する人が多い、言い方を変えると、自分の信念を貫く人が多いのです。
180度対向の蠍座と牡牛座
もう一つ蠍座の大きな特徴ですが、これも守護星の冥王星が色濃く反映されています。
破壊と再生の星・冥王星は、蠍座に対しこれはと思った人に強くコミットしていくことによって、古い自分を葬り再生していくことを促すのです。
180度対向している牡牛座とは真逆の姿勢です。
牡牛座は自身の目の前にあるもの、それは血縁やそこからもたらされる資質も含まれますが、それを受け取ったうえで自分の道を切り開いていく星座です。
煉獄杏寿郎は代々炎柱の家系に生を受け、途中で父親が指導を投げてしまったりもしてますが、自分自身の努力で技術を極めて柱に昇りつめ、命が尽きるまで「責務」をまっとうしました。
逆に宇随天元は生家の忍びの家系を後にします。
新しい自分を再生するには古い自分を葬らねばなりません。
人を「道具」のように扱うひたすら無機質な生家の状況に耐えられず、出てった天元とその妻たち。
自分のベースはホロスコープ上のIC(天底)にあたる部分で、そこが傷ついた状態から自らを再生していかねばならないのです。
つらいね天元、君の選んだ道は
自身を形成する幼少期に教え込まれた価値観を否定しながら
戦いの場に身を置き続けるのは苦しいことだ
さまざまな矛盾や葛藤を抱えながら君は、君たちは、
それでも前を向き戦ってくれるんだね、人の命を守るために。
その葛藤に対しお館様は思いやりの言葉をかけてくれました。
蠍座は自分自身を再生する星座です。
宇随天元はそれを導いてくれたお館様に深い感謝の思いを抱いていました。
こちらは前回の記事です。
占星術とは別に「どのキャラクターに似ているか?」の診断記事もありますので、よろしければどうぞ(。・ω・。)ノ♡。
今週のお題「鬼」
ブログ主の鬼滅の刃コレクション、宇随天元が猫化したアクリルキーホルダーです。
それではまた<(_ _)>