前回薩長同盟の記事を書きました。
その際に、この同盟の立役者のホロスコープも興味深いと書きましたので、今回はそのうちの一人、坂本龍馬のホロスコープを紹介したいと思います。
天保6年11月15日(西暦1836年1月3日)生まれ。
太陽に暗殺の予兆
太陽星座がやぎ座で水星と火星が合。
知力と武力をかねそなえた闊達な人だったのでしょう。
これにおひつじ座の冥王星とかに座の木星がTスクエアを形作っています。
太陽と冥王星の凶座相は本人にはどうしようもない力で運命が暗転しやすいことを示し、木星との凶座相は過度に楽天的になりがちな人柄を表します。
ここからも暗殺の予兆が見てとれますが、実は彼が暗殺された慶応3年11月15日(1867年12月10日)は、ネイタルの太陽におひつじ座の海王星とかに座の天王星が、ほとんど誤差なくスクエアを形作っていました。
変革の天王星と幻想の海王星が、彼の太陽及びTスクエアのアスペクトにかかわり、凶事を起こしやすい座相となっていたのは確かですね。
後世にも影響を及ぼした人気運の月
さて、身近な人間に見せる気質を表す月についてみていきましょう。
こちらはかに座。庶民的でファミリー感覚の強い人です。
月は動きの速い星座なので確定ではありませんが、木星と合かもしれません。おおらかで寛大な人柄を考えると、その可能性は高いですね。
そこにさそり座の土星とみずがめ座の天王星でグランドトラインを作っています。
土星との吉座相はまじめで努力家、天王星は自由を重んじる革新的な人柄を表しています。月に吉座相が多いので、後世の人気もうなづけます。
女性関係について
男性にとっては好みの女性像を表す金星はみずがめ座。
時代を先駆けた自立する女性が好みなのでしょう。
ただしそれに海王星が合なので少々幻想が勝っている傾向。
土星とも凶座相なので恋愛はなかなか実りにくいようです。
女性との浮名はたくさん流していたようだけど、それはもしかしたら、たやすく恋は生まれても実りにくい運命だったからかもしれませんね。
それでは最後に、竜馬の師匠にあたる勝海舟の記事も過去にアップしたことがあるので張っておきます。
一緒に読んでいただければ嬉しいです。
それではまた<(_ _)>。