1866年3月7日(慶応2年1月21日)、坂本龍馬の仲介で薩摩の小松帯刀邸にて薩長同盟が締結した日です。
その日のホロスコープがこちら。
うお座に太陽と水星・金星があつまり、それらが小三角とTスクエアを形作り、吉凶混合のアスペクトを形作っています。
まず、この時代はおうし座の冥王星とさそり座の土星が180度で向かい合っています。そこにみずがめ座の火星が90度の凶角で緊張状態を形作っています。
妥協を拒む固定宮のTスクエア。
しかも、超越的なパワー(権力)の冥王星と苦難の土星と争いを表す火星。どんな凶事が起こっても不思議のない状態です。
この冥土の軸をうお座の太陽、水星、金星が調停の座相を形作っています。
太陽はいわば国の顔、あの当時(今も)国の顔を天皇とするなら、それがこの緊張を調停するキーとなっているということでしょうか。
そして、太水金の集合に若干の誤差はありますが、民衆を表すさそり座の月と幸運を表すやぎ座の木星が小三角という調和的なアスペクトを作っています。
天皇を中心とする国づくりを目指すということで話をまとめ、それを民衆も支持するという形にまとまることが予言されているようなアスペクトですね。
同時代のホロスコープを分析した記事を張っておきます。
一緒に読んでいただければ幸いです。
この薩長同盟の立役者の坂本龍馬や小松帯刀のホロスコープも見たことがありますが、なかなか興味深かったので、またそれに関する記事も書いてみたいですね。
それではまた<(_ _)>。