どの国にも特別な日付があります。
何かエポックメイキングなことが起こった日付け。
ドイツの場合、政治的な異変の起こった日がなぜか本日11月9日に集中しているのです。
これらが全部11月9日に起こっていて、ドイツでは「特異な日」「運命の日」とも呼ばれています。
太陽は全部さそり座の16度。
興味深いのでいくつか鑑定していきましょう。
ロシアや東ドイツを中心とした共産主義体制が崩壊し始めるきっかけとなった、ベルリンの壁崩壊の日のホロスコープです。
壁周辺でいろいろ動きがあったのはその日の19時ごろ。
さそり座の太陽が、同じくさそり座の水星や冥王星と合。
水星は知識人、冥王星は巨大な権力を示します。
山羊座の海王星(共産主義)と土星(忍耐)が木星(幸運、拡大)を180度の凶座相で、太陽・水星・冥王星がそれを調停していたのですね。
冥王星さそり座時代というと、日本ではバブル崩壊がありましたが、世界ではソビエト連邦や東ドイツなど共産主義体制の崩壊がエポックメイキング的な出来事として知られています。
こちら冥王星の関連記事です。
一緒に読んでいただけると幸いです。
続いて水晶の夜の日のホロスコープを見てみましょう。
9日の夜から10日の明け方にかけて起こった反ユダヤ暴動です。
さそり座の太陽とおうし座の天王星(革命、改革)が180度で対立。
おうし座の天王星って今と同じじゃん。
てんびん座の火星とおひつじ座の土星も180度で対立。
火星と土星の凶座相は攻撃性(火星)を我慢の土星が抑えつける分、個人の座相だとサディストの傾向があります。
民衆を表すふたご座の月と知識人や女性などを表す金星がいて座でこれまた180度で対立。これは強大な権力を表す冥王星が調停をしています。
冥王星は身内愛、つまり愛国心や愛郷心、あるいは民族愛を表すかに座に入ったばかりです。冥王星は何事も過剰になる傾向がありますので、調停というより過剰な民族愛や愛国心で民衆たちをなだめていたのかもしれませんね。
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かに座時代のことなどが書かれてますのでこれも読んでいただけると嬉しいです。