みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

6月30日は国際小惑星Day

1908年の今日、ロシアのツングースカ上空で隕石の大爆発が起こりました。

爆発の威力は広島型原爆の135倍以上、爆心地から半径30~50キロ以内の森林が炎上しました。

 

爆発当時のホロスコープを出してみます。

現地時間にて朝の7時2分。現在ツングースカは世界協定時よりプラス7時間ですが、爆発当時は夏時間を使っていたので8時間です。

北緯がね、ウィキでは北緯60.55なんですけど、なぜかこのホロスコープのサイトが59度までしか受け付けないのでとりあえずこの数字で出してみました。

 

いやはや、なかなかすごいアスペクトですね。

 

かに座に太陽、海王星、水星、金星、月、火星と6つの星が入るオーバーロード

海王星、水星、金星は度数も近くステリウムとも言えます。

 

オーバーロードとは一つのサイン(星座)に三つ以上の天体が入ることで、ステリウムは天体が3つ以上5,6度以内に固まっていることを言います。

オーバーロードは星座の意味が強調され、ステリウムはハウスの意味が強調されていきます。

 

さらに、かに座の初期の太陽はふたご座の冥王星とも合。

 

そしてかに座にある天体群が山羊座天王星と衝(180度)。

かに座は天底の4室にも対応しているサインで、それらの天体に突発性を表す天王星が対抗していたのですね。

 

ちなみにこのホロスコープでは出ていませんが、ドラゴンヘッドがほぼ太陽に重なっていました。月との角度から考えると数日前が新月

 

太陽、月、ドラゴンラインが重なって数日後、そして多くの天体がかに座の集合して天王星と向かい合うアスペクトなどもろもろのことがトリガーとなったのでしょうかね。

 

 

 

占星術における重要な小惑星

  • キロンーギリシャ神話におけるケンタウルスで「心の傷」のありかを示します
  • リリス旧約聖書におけるアダムの最初の妻、本能的にひかれる者や魅力を示します。
  • パラスーギリシャ神話におけるアテナ。知性や両性具有的な素養を表します。
  • セレスー大地の女神デメテル、保護や育成にまつわる要素を表します。
  • ジュノーーゼウスの正妻ヘラ、対人関係における自己主張にまつわることを示します。
  • ベスターかまどの女神ヘスティア。仕事や自己犠牲に関することを示します

これらが重要な天体で、十天体のサインやアスペクの読みを補完することができます。

 

それではまた<(_ _)>。