みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

2月18日は冥王星発見の日

930年2月18日、アメリカの天文学者クライド・トンボー氏が冥王星を発見しました。

 

冥王星ー1930年に発見された太陽系第9惑星、2006年に準惑星に区分される。

大きさは地球の約30分の1。

公転周期は約247年。

楕円形の軌道を持ち、衛星と見なされているケイロン(キロン)がほぼ同じ大きさであることから二重天体と見なされることもある。

 

冥王星発見の日のホロスコープはこちらです。

 

天体同士様々なアスペクトが絡んでいるホロスコープですが、冥王星だけノーアスペクトでポツン状態です。

個人のアスペクトなら、世代間の特徴や社会的変化を表す座相なので、あまり意識されることはないでしょうが、その天体が働かないわけではありません。逆に何物にも干渉されないで、その天体のエネルギーが純粋に働く場合があります。

 

冥王星が入っているのは蟹座で家族愛や愛国心を表す星座です。

しかも、アメリカの独立記念日は7月4日の蟹座で、その当時の冥王星は多少の誤差はあれど、アメリカの始原図の太陽とコンジャンクション(0度)でした。

それゆえより純粋にアメリカの愛国心を象徴するシンボルの一つとなったのでしょう。

 

アメリカではこの冥王星の発見にちなんでディズニーのキャラクターに「プルート」と名前を付け、今も愛されるキャラクターとなっています。

 

そして冥王星が2006年準惑星に降格させられるときに、一番抵抗したのは、冥王星を国の誇りとして見ているアメリカでした。

 

ちなみに占星術冥王星が象徴するものは「破壊と再生」「絶対的権力」「強制的な変化」、そして「核エネルギー」。世界で唯一核兵器を使用した国の誇りの一つである冥王星の象徴の中に「核」が入っているのはなんとも不気味ですね。

 

 

 

太陽はギリ水瓶座魚座の金星と合。乙女座の海王星オポジション蠍座の月とはトラインですね。

月はこのホロスコープでは日本時間の正午時の位置。

アメリカとの時差や発見された時間が夜である可能性を考えると、もう少し先の度数となっている可能性が高いです。

そうなると月は太陽ではなく冥王星とトラインになります。

太陽or冥王星、どちらにしても大衆を表す月との吉角度なので、人々から歓迎される事態であったのは確かでしょう。

 

学問や研究を表す水星は水瓶座にあり、積極性を表す火星と合。

牡羊座天王星(革新)、双子座の木星(幸運と拡大)と小三角を作っているので、科学の進歩が広く人々に受け入れられる下地となったでしょう。

 

それではまた<(_ _)>。