みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

世界大恐慌をもたらした暗黒の木曜日のホロスコープ

ロシアのウクライナ侵攻により世界経済の状況が極めて不透明な状況になっております。

 

 

今から約百年ほど前の1929年の今日10月24日にも、「暗黒の木曜日」という、世界大恐慌のきっかけとなる出来事がありました。

世界経済、特にアメリカ経済は1914~1918年の第一次世界大戦による好景気に沸いていましたが、1920年代後半にはいるとそれに陰りが見えはじめます。そして1929年10月24日株取引から約一時間後、株価の急落によって株主たちのパニック売りが始まり、世界の株式市場を揺るがす株価大暴落が始まったのです。

 

こちらがその当日のホロスコープです。

 

時間と場所はニューヨークの株取引が始まる9時半に設定しました。

 

国土そのものや治安を表す4室に突発的な変化を表す天王星があり、それが政府や与党を表す金星や水星とオポジション

金星は経済、水星は証券や情報などをつかさどる天体です。

 

特徴的なのは海外経済や刻竿を表す8室に月と冥王星が入っていること。

月は民衆、冥王星は壊滅的な打撃を表し、10室の水星や金星とゆるいスクエアを形作っていました。これを見ると株価大暴落の被害を受けたのはあくまで一般の投資家であり、そのどこかに消えたお金(あるいは影響)は、それらの天体とトラインである11室の火星がつかさどる友好国の軍隊を利するようになっていたのかな?

 

権力者を表す太陽も11室にあり、それが9室の海王星や1室の土星と小三角(吉)を形作っていました。国そのものを表す1室に困難の土星があるのですから、これから国民そのものが苦しい立場に追い込まれる反面、貿易を表す9室に石油や薬品を表す海王星が入っていて、そういう業種の企業は潤った、と、見るべきなのでしょうかね?

 

確か一番初めに暴落した株は石油(ガソリン)を使う自動車メーカーだったような?

 

あくまでホロスコープ上の見立てですが。

 

それではまた<(_ _)>。