前回、ジャニーズ問題について書きましたが、もう少し占星術的に言及したことができたので続けます。
前回の記事はこちらです。
前回は、冥王星しし座時代に生まれた人間の『芸能無罪』的な考え方が、みずがめ座時代には通用しなくなるんじゃないのかっていう内容のことを書きました。
そして、ジャニーズ事務所擁護の冥王星しし座時代生まれの人間の名も上げましたが、今回は同じく擁護でも、冥王星てんびん座うまれのGACKTの話題についてです。
ちょっとホロスコープを見てみましたが、カイトの座相が二つもあったりしてとんでもなく派手なアスペクトですね。
しし座の水星&金星、いて座の海王星、牡羊座の火星のトラインに、みずがめ座の木星がカイトを形作り、同じくてんびん座の冥王星もカイトを形作っています。
多彩な人であるのがうなづけます。
かに座の太陽はおひつじ座の火星とスクエアなのでけんかっ早い人なのでしょう。
GACKTの件については、彼のホロスコープの派手さもあることながら、記事で紹介されていた意見の数々も占星術的に興味深かったです。
彼の意見に反論した人の意見としては、ジャニーズ事務所の行った反社会的な行為を主張しています。
いくらタレント自身を応援すると言っても、それでお金は事務所の懐を潤すのですからね。
それに対して賛成した人の意見はやはりタレント個人の才能や魅力、そして努力に注目している人が多いのでしょう。
個人の魅力、才能、そうしたものを重んじる価値観はしし座的です。
しかし、会見でジュリーさんがタレントがいかに努力を重ねてきたかを涙ながらに訴えた時、今までジャニーズのせいで歌番組などから排除されていた別事務所のタレントのファンらが反発しました。
タレントに罪はないというが、その陰で非ジャニーズや辞めジャニーズが、その才能や努力を発揮する機会も奪われていたのに何を言うか、と。
それに比べて、ジャニーズのタレントたちはデビューしたら売れるのが約束されているじゃないか、と。
男性タレントの市場を独占するために独占禁止法に抵触するほど、圧力をかけ続けてきたジャニーズのやり口は、悪い意味でやぎ座やさそり座的なものを感じます。
ジャニーズに批判的な人々もそういうことをを怒っているのに、擁護している人々は、しし座的な価値観でタレントの人気や魅力を主張してきます。
互いの主張の立脚点がずれているから、話が永遠にかみ合わないのです。
ちなみに前回あげた擁護者は冥王星しし座生まれ、今回のGACKTはてんびん座生まれ。間のおとめ座生まれはないですね。
やはりおとめ座生まれの「正義」の感覚からすると、ジャニーズ事務所やそこに忖度してきたメディア業界の態度は受け入れがたいものがあるのかもしれません。
それではまた<(_ _)>。