冥王星から見る近代日本の記事、射手座からです。
前回の記事はこちらです。
冥王星射手座(1995~2008年)
射手座の象意は高等教育。
そしてこの生まれの世代はデジタルネイティブと言われる世代と重なっています。
射手座の反対側は双子座で「初等教育」や「情報」などが象意です。
デジタル革命で情報の在り方が大きく変化いたしましたが、同時に玉石混交の状態にもなっています。情報の質は精査せず、も飲めずらいいものなら何でも飛びつく双子座の悪いところが現れているとも言えます。
またこの時期の2001年には、世界の様相を一変させたニューヨーク同時多発テロが起こりました。
その時のホロスコープは射手座の冥王星だけが孤立し、他の天体は全て不動宮のグランドクロスを形作っていました。
射手座の象意には「宗教」もあります。
不動級のグランドクロスは問題が長引くことを示しており、単独の冥王星が好き勝手に動いて世界の「宗教」の在り方を激変させる、そんな事件もあった時代でしたね。
冥王星山羊座(2008~2024年)
3月末に言ったん水瓶座入りしましたが、6月には再び山羊座に戻ってくる冥王星。
山羊座は社会の体制や権力、あるいは伝統などを象徴します。
この時代は、射手座時代のグローバルなやり方の見直しもなされ、国や社会の枠組みが見直されてきました。ただ後半近くになると、どの星座もそうですが、次の星座に移行する前段階として、その星座の矛盾が露呈する形になります。
今まで当たり前に行われていた権力の行使にも批判が集まるようになりました。今までよかったものが今はダメになったという現象が各所でおこっているのが、山羊座時代の後半と言えるのです。
世代的に言えば、この世代は年長でもまだ学生で社会に影響を及ぼす度合いが小さいので、特徴などまだはっきりとは見えていませんね。
伝統に対するこだわりが強いか、はたまた、それを叩き壊そうとするエネルギーが強いか、個々人のアスペクトやハウスの違いにもよりけりですが。
山羊座に関してはこちらの記事も参考にしてください。
冥王星水瓶座(2023年~)
世代的にはまだ赤ん坊なので、はっきり断言できるおのはないでしょう。
ただ、水瓶座の対極にあるのが獅子座です。
獅子座の欠点としては過剰な自己顕示欲やオレ様思考。
今でも「承認要求」といって、ネットの世界ではとんでもない投稿が相次いでいます。
そういった傾向は、情報発信がだれでもできるようになった、水瓶座的に言えばフラットになったご時世ですので、ますます拍車がかかるのではないでしょうか。
この記事でも冥王星水瓶座時代の予想をのせておりますので、合わせてお読みくださいませ。
それではまた<(_ _)>。