お盆が近いとあちらの世界への興味が増大してしまうようです。
何となく怖い漫画を読みたい気分になり、なんでかな?、と、思っていたら8月に入っていた……。
ワタシ的にはよくあることでした。
昨今のスピリチュアルでは、地球を覆っていた幽界が消滅した(しつつある)とあります。
これを読んだとき、私としては『BLEACH』という漫画の中の「尸魂界」の霊子がはらはらと崩れていく様をイメージいたしました。
まあ、それはさておき、それにともなって輪廻がなくなって、地球で死んだ魂は宇宙のそれぞれふさわしい場所に記憶をもって生まれ変わるそうです。
ここで少し説明を。
「輪廻転生」という言葉があって「輪廻」と「転生」がごっちゃにされることもよくありますが、少し違います。
「輪廻」というのは、魂が記憶を失って生まれ変わることを言います。仏教用語に「六道輪廻」というのもありますね。
そして「転生」は前世の記憶を持ったまま生まれ変わることです。そういえば、異世界でスライムになってチートされている方の話のタイトルには「転生」の文字が入っていますね。
(いらすとACより)
前回の記事で夢の話をしましたが、宇宙にある檻から出される夢って、その話の影響を若干受けているのかな?
幽界消滅、輪廻終了、めでたいことです。
自分は月が8室に入っているせいか、そういう話に興味があるのですが、輪廻というのが欠陥システムって言うのも自分的にはかなり腑に落ちてすっきりしました。
一番初めに反発を持ったのは週刊誌で読んだとある宗教団体の言動です。
ある殺された若い女性を、彼女は前世で悪いことをしたので殺された、みたいな発言をしたのですね。
「業の法則」というのがあるから間違いじゃないかもしれない、霊の世界で見れば当たりかもしれない、しかしそんなことを平気で口にする人間には嫌悪感しか持ちえません。
赤ちゃんが親を選んで生まれてくる、と、という言説も同じです。
これを喜ぶのって生んだだけで自己肯定されたがるバカ母しかいないでしょ。
そもそも、歴史をさかのぼれば、ほんの数百年前までは人の命は軽く、戦争と言えば、殺人はもとより強姦略奪などを一般兵士が当たり前におかしていた時代です。
確率的に見て皆が誰かの生まれ変わりならなんの罪も犯していない人はいないよ。
でも、ちゃんと平和な時代に教育を受ければ大抵の人間はそれが悪いことだってわかるでしょうし、やらないよね。
だったら、前世の人生が終わった段階で、そういう罪を犯さざるを得なかった生育環境による心の傷や、当時の教育や常識によるゆがみを矯正することをちゃんと魂の世界にいるときにしさえすればいいことでしょう。
そこをしないで、悪行が「業」になって次の人生で苦しめるって「魂の虐待」とはよくいったものです。
生まれ変わりのたびにいちいち忘れるのも、使命をちゃんと知るためにははっきり言って時間の無駄とありました。
地球で疲れ切った魂をなおも虐待すれば、いずれ上等な存在になれるって輪廻のシステムは体罰教師の発想ですね。
痛めつけて鍛えればいいって思っているのだから。
(イラストACより)
衛星がいくつもある星の都市のイラストです。
生まれ変わるなら、こういう地球とはちょっと違う自然環境の天体も興味深い。
実は子供の頃は、生まれ変わったら絶対に「銀河鉄道999」に乗るって夢見ていたのです。
地球は月の満ち欠けで潮の満ち引きが影響されるけど、衛星がいくつもあると引力とかどうなるのでしょうね。
たしか2050年にNASAが移住を始める火星には衛星が二つでしたね。
火星で本当に移住が始まってそこで生まれる人まで出てきたら、地動説を主体としている占星術ってどうなるのかなっていうのも時々考えます。
それではまた<(_ _)>。