海王星が本来の星座の魚座に入っているうえに木星が入り、再び魚座パワーが強まっております。
転生もののネタはカオスです
今にして思えばその頃から、主人公が死後異世界やゲーム内の世界に転生する物語がちらほら出てきたような気がします。
個人的にも好きな転生モノを上げてみますと、
『転生したらスライムだった件』通称「転スラ」が小説家になろうというサイトで連載され始めたのが2013年。
『本好きの下克上』も同じく2013年になろうにて連載開始。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』通称「はめふら」は2014年から同じくなろうサイトで連載が始まりました。
それから今に至るまで、ピッコマやシーモアなどでは、多くの転生ものの漫画や小説を読むことができるようになっております。
昔でも「前世」や「先祖」という考え方はあって、それを漫画や小説に活かした作品はありました。占星術で言うと8室の管轄ですね。
ただ昨今流行りの転生ものは、今までもあった「前世」などの概念とは少し様相が異なります。同じ地球上の同じ時間軸という直線上で転生がなされ、その記憶や関係性が取りざたされる物語とは違い、まったく違う次元や生物、はては小説やゲームの中にまで「転生」してしまうのが昨今のトレンドです。
いわば何でもありなんです。
カオスといってもいい、魚座が持つ懐のでかさが現れています。
スライムだろうが、悪役令嬢だろうが、
そこで王様目指そうが、スローライフを満喫しようが、
作者の趣味と特技を大いに発揮しながら、転生物語を展開させることができるのです。
回帰モノに出て来るクズのイケメンセレブに尽くした失敗
魚座の影響が反映されている傾向として、回帰モノというジャンルも挙げられます。
時間逆行というヤツですね。
悲惨な末路をたどった主人公が過去に戻って、二度と同じ轍を踏まないために奮闘する話。
女性向けだと転生モノと並んで「悪役令嬢」が活躍するジャンルです。
時間の流れをガン無視するあたり、時間の概念にとぼしい魚座らしいなと思います。
そしてもう一つ魚座らしいと思うのが、ヒロイン(悪役令嬢)が悲惨な境遇に陥るのは、彼女を平気で裏切るクズでアホのイケメンセレブ(王子とか皇太子とか)のせいです。そんな相手に一途に愛と献身をささげたことの反省から始まるところです。
魚座は基本的に純粋で人を疑うことを知らない星座と言われています。
相手が献身に値するかどうかの判断力については、はっきり言っておそまつです。
そこのところの理由づけとしては、王侯貴族が集う宮廷ものなので幼いころに本人の意志ではなく決められた婚約、というふうになっています。
そして相手の男が、勝手にコンプレックスをこじらせているとか、男受けするタイプの女にのぼせあがるとか、極めて利己的で考え無しの理由で、ヒロインの一途な愛と献身は裏切られるのです。
その人生の失敗からのリカバリーが時間の法則ムシの逆行のなせるワザ。
一度未来を知って、それによるアドバンテージでいろいろ手を打ってくるあたり、ソシャゲにおけるリマセラにも似て、ちょっとずるいな、とも思えます。
でも、どうやって悲惨な境遇を逆転するのか、ハラハラドキドキさせて楽しませてくれるのが、このジャンルでもあるのです。
ちなみにどちらのジャンルも王侯貴族が活躍する宮廷を舞台にするあたり、社会的ステイタスを重視する、冥王星が山羊座にはいっている時代性かな?
最終的には別のイケメンセレブに溺愛されて、しかも王妃(皇妃)にまで登りつめるっていう結末が多いのですが、水瓶座時代になるとそこらへんどうかわってくるのでしょうね。
それではまた<(_ _)>。