これからは「風の時代」と占星術界でもよく言われてますが、その理由を三つ説明いたしましょう。
水瓶座時代(アクエリアンエイジ)
紀元1世紀から20世紀までは魚座時代と言われ、キリスト教などの宗教が力をふるう時代でありました。だが21世紀からは自由を重んじる水瓶座時代(アクエリアンエイジ)になると、新世紀に変わる今から約20年ほど前からしきりに言われていました。
その論拠とされているのが地球の歳差運動です。
地球の自転軸は23.4度傾いており、この軸は一定ではなく約26000年で一回りします。
現在北極星が北を指しています。
それも遠い先のことですが歳差運動でこと座のベガが北を指す時が来るのです。この歳差運動によって春分点も黄道十二宮をめぐり一つの星座に約2千年ほど滞在します。
その春分点が21世紀の半ばごろ魚座から水瓶座に移動し、世界で主流だった価値観も魚座的なものから水瓶座的なものに変わると言われているのです。
ちなみに歳差運動で春分点が移動するという考え方は一般のカレンダーや西洋占星術では使われず、インド占星術においてよく使われる方式です。
余談ですが、西暦が始まる以前の二千年は牡羊座時代、その時期には青銅器や鉄器の生産が発展し、それらの武器を使って他の土地を攻撃できるものが有利で、そういうところが周囲の土地を併合して国家を形成していきました。
さらにその前の牡牛座時代は農耕の始まり、それゆえに女性的な「産めよ増やせよ」の理論がたたえられ、それを象徴する女神像などがよく遺跡として出土しています。
さらにさらにその前の双子座時代くらいから、記録に残された「歴史時代」が始まると言っていい、「ことば」を駆使するのが得意な双子座らしいです。
大雑把ですが、人類の歴史を顧みても二千年ごとにその星座の特徴を反映した出来事が主流となり後世にまで影響を与えています。
グレートコンジャンクション
次に木星と土星が合(0度)に重なることをグレートコンジャンクションと言い、これは二十年ごとに起きる天体現象です。
この現象がこれまでの過去200年間は土の星座で起きていたのですが、これからの200年は風の星座で起こるようになります。
この天体現象が起きる時期には、経済構造の変革や国民生活に大きな変化がもたらされ基幹産業も見直されていきます。それがこれまで土地や富など形あるものを表す土の星座にて生じていたのが、今後200年間は情報や流通を表す風の星座で起こるようになるのです。
ラスボス冥王星の移動
さらに占星学的に最も大きな破壊力を持つ冥王星が、今までは既存の権威や権力を象徴していた山羊座にありましたが2023年には水瓶座に移ります。
冥王星は占星学で扱う天体の中でもラスボス級の破壊力を持ち、位置している星座の象意に沿った破壊とその後の再生を促していきます。
風の時代・まとめ
以上の三つの天体現象がどれも、水瓶座を含む風の星座で起こります。
大きな組織や国に属する集団としての存在より「個人」としての感覚がより重んじられ、目に見えるモノ、財産や土地などより多く持っていたものが有利な時代から、風星座があらわす知識や情報、あるいは自由などがより重んじられる世に移行していきます。
こちらはメインブログにて占星術の知識とは関係のない、別の形でまとめた風の時代に関してブログ主が考察した記事です。
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それではまた<(_ _)>。