1972年9月29日、五十年前の今日、田中角栄と周恩来が日中共同声明に署名をし国交が正常化されました。
イベントもいくつか催されているとの話ですが、ちっとも知りませんでした。中国の今のやりようを見ていると、めでたいと言える状況じゃないですからね。
そういう中国の始原図から鑑定をしてみましょう。
1949年10月1日、毛沢東が天安門広場で建国宣言をした日です。
太陽は天秤座で水星や海王星と合。
知的でバランス感覚にも優れていますが、現実離れした夢を見ていそうです。
以前記事で書いたけど、海王星は共産主義をも表すから、現在資本主義的な形態をとっているように見えるけど、本質的にはそっちの方が向いているのかもしれませんね。
この三つの天体の塊に獅子座の火星と冥王星がセキスタイル(60度)。
核(冥王星)と軍隊(火星)が国家の姿を後押ししています。
獅子座なのでオラオラ系で周囲の国を威圧しているようですが…。
木星と合かもしれません。
まじめでおおらかな国民性が見て取れます。
国そのものを表す太陽とトライン(120度)の吉角なので、基本的には国を指示している人が多いのかも。
ここまではホロスコープ的にも、国的にもいい話をしましたが、よくない話も少しいたしましょう。
今日の夕方のニュースで、中国側が勝手に台湾と中国を結ぶ高速鉄道の話をしているとの報道がありました。
第三者的な国の国民から見れば、台湾が中国と一緒になるのを嫌がっているのは一目瞭然です。
そして、台湾を「中国の一部」と強弁して、台湾を国際的に国として成り立たせず圧力をかけている様は悪質としか言いようがありません。
これを人間のカップルに例えると、Tの方は別にCと一緒になりたいわけでもないのに、Cの方がかってに「自分たちは夫婦だ、同じ家族なんだ」と、周囲に吹聴し、そして、鉄道の件に関しては「これで僕たちの中がより深まるね、うれしいでしょ」と、勝手に盛り上がっているように見える…。
まるでストーカーですね。
キモッ、キモッ、キモッ!
こういう思い込みの強さというか、相手の気持ちも考えずすべてを支配しなきゃ気が済まないような気持ち悪さが、蠍座の金星と獅子座の火星&冥王星に出ているような気がしてならないです。
そもそも金星は思い込みと情念の強い蠍座。火星と冥王星が相手の気持ちを考えずに威圧する獅子座、それのスクエア(90度)、凶座相ですから。
(上記の言い方は、あくまで蠍座と獅子座が悪い形で出た場合のことを言っていますからね。)
基本的に天秤座の中国は、これから先の冥王星水瓶座時代には追い風が吹く形になりますが、台湾などに示しているような執着心と支配欲に関しては、不動宮水瓶座の圧力でぽきっと折れてほしいですね。
そもそも金星は経済をも表しますので、軍や核を象徴する火星と冥王星の横暴が過ぎると、経済に悪影響をもたらすことが、始原図には表れています。
冥王星水瓶座時代の追い風を無駄にしたくなければ、獅子座の俺様的な特に軍事的に威圧的な態度や、蠍座的な思い込みの強さと執着心は捨てた方が良いでしょう。
2年前の天安門事件の日に書いた中国に関する記事です。
よろしければお読みくださいませ。
それではまた<(_ _)>。