8月19日は俳句の日です。
「8(は)1(い)9(く)」の語呂合わせですね。
今回は「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」などの俳句でも有名な正岡子規のホロスコープを見てみましょう。
正岡子規ー慶応3年9月17日、西洋暦に直すと1867年10月14日生まれです。
文学者なのでまず水星に注目してみましょう。
水星は蠍座で火星と合。
牡牛座の冥王星と衝(180度)。
蟹座の天王星がそれを調停しています。
水星が蠍座なうえに冥王星ともオポジションで、知的な事柄への探求心がすさまじいうえに、攻撃性や意欲を表す火星や革新性を表す天王星ともアスペクトを取っています。
従来の日本の文芸を近世に受け入れられる形に作り替えていった力はここに現れているのでしょうね。
「子規」という俳号はホトトギスの漢字表記で、血を吐くまで鳴き続けると言われるこの鳥と、結核で喀血する自分とを重ねてつけたとか。そののち子規の援助のもと、日本初の俳句雑誌『ホトトギス』が発行されるのです。
病のため34歳の若さでこの世を去り、独身のままでした。
正岡子規の太陽の座相も見てみましょう。
こちらは知性や言語の星水星の荒々しく革新的な座相と比べて、非常に穏やかで柔和な様相を示しています。
天秤座の太陽は金星と合。
この座相は競争を好まず柔弱な雰囲気を醸し出しますが、芸術への天分があり、上位者の支援も期待できます。
ここに牡羊座の月の衝(180度)、その軸を水瓶座の木星が調停しています。
月との衝は太陽は意志と感情の相克を、金星なら愛情問題などにおける諦念をまねきやすいですが、、木星がそれを調停しているので、基本的には大人しくて人当たりが良くおおらかな人柄だったのではないでしょうか。
俳句に関しては別の記事で松尾芭蕉も扱っています。
一緒に読んでいただけると幸いです。
正岡子規は文学の他にスポーツにも貢献しています。
野球の用語の日本語訳は彼が考えたものでした。
- バッター「打者」
- ランナー「走者」
- フォアボール「四球」
- ストレート「直球」
- フライボール「飛球」
そういえば高校野球の甲子園大会は、今日は休養日で明日は準決勝でしたね。
頑張ってください、それではまた<(_ _)>。