みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

【スポーツにおけるパワハラ・暴力・女性蔑視】蠍座的強権支配が水瓶座世界に打ち壊されてゆく

SNSにコーチの暴行シーン。

その後生徒たちの釈明動画で炎上したのち、その動画の制作に監督の恫喝が関わっていたことが明らかになった熊本県秀岳館高校サッカー部。

 

その件に関しては別ブログにてもまとめております。

mishablnc.hateblo.jp

 

問題の段原(元)監督、生まれた年度が1972年とわかっていますが、月日はわかりません。

ただ、やり口が悪い意味で蠍座のえげつなさを表現しているのですよね。

 

蠍座というのは特定の誰か、あるいは何か(組織とか会社とか)に、自分を捨てて深くコミットして生まれ変わる星座です。

情を介在して作られたつながりは自由度が少ないが、そこでまとまった大きな力を行使することには長けた性質を持っています。言葉を変えると人脈を駆使することがうまい、そして人の心理的弱点をつくのもうまいです。

コーチの暴力シーンをSNSに流した生徒を「加害者」呼ばわりしたのは、秀岳館サッカー部という一つの集団の名誉を棄損したという意味で、本気でそう思っていたのかもしれないですね。また「損害賠償」や「知り合いの弁護士」など自身の人脈もちらつかせながら生徒を恫喝したのも、蠍座の人脈を駆使した策略性を表しています。

 

もっともそれは、その恫喝があくまで密室内の出来事で済んで事実が明るみにならなければの話です。しかし現実にはコーチの暴力、そして物議を醸しだした生徒の釈明動画とその裏にあった監督の恫喝、すべてがネットで明るみになりました。

 

日本のスポーツ界でしばしば問題視される、暴力やパワハラを起こす温床となっている構造は、濃密すぎる人間関係と密室性にありますが、これは非常に蠍座的です。

それが濃密な人間関係はないがすべての人に広く開かれたインターネットへの告発で暴かれたというのは、来るべき水瓶座時代を象徴しています。

 

スポーツ界にはどこもかしこも似た構造があるせいか、こういう蠍座的な弊害が水瓶座的な要素を持った何かにしてやられていく事件が頻繁に起こっているように見受けられます。

一番話題になったのはオリパラ組織員会元会長の森喜朗氏の女性蔑視発言の後の顛末でしょう。要するにあの女性蔑視発言は、自分の息のかかってない女性が会議に参加することで、自分の思い通りに会議を動かしにくくなることへの嫌悪感などが現れていたのでしょうね。

それを「切り取り」だの、あるいは森氏の功績だの実務の問題などを上げて擁護したものが見受けられましたが、結局「普遍的な理念」という水瓶座的な要素が勝って、森氏は会長の座を退くことになりました。

 

その事件も含めた水瓶座時代に関する考察はこちらの記事にも書かれています。

michatetoile.hateblo.jp

 

森氏は1937年7月14日、太陽星座は蟹座です。

ゆえにスポーツ界に蔓延する独裁的なリーダーの蠍座的な強権の行使のほかに、蟹座の身内主義も混じっていました。

その恩恵を受けている身内の人々の受けは良かったのかもしれません。

例えば、森さんだから予算を取ってくることができたとスポーツや五輪関係者は感謝をしてました。しかしそれ以外の人間から見れば、そのお金を別のことに使えれば困っているもっと多くの人を助けられたのに、スポーツ界のエゴのせいで(怒)!と、なるだけですがね。

ついでにいうとIOCサポート企業の1業種1企業の決まりを取っ払ったのも森氏と電通のおかげといわれます。しかしそれって、IOCの金まみれ体質に拍車をかけただけじゃないか!どこが功績なんだか?と、私を含めて思っている人は多いでしょう。

 

 

 

今までの日本のスポーツ界は、蠍座的な密室性と特定の人間の強権の駆使などの弊害がありすぎました。ここからは私の願望でもありますが、そこに水瓶座の風を入れて、今までそれに苦しめられてきたアスリートたちを救うことが出来たらいいですね。

今回は水瓶座とスクエア(凶)関係にあるせいか、蠍座の悪いところばかりクローズアップされましたが、いい要素を書いている記事もあります、アニメですが。

michatetoile.hateblo.jp

こちらも読んでいただければ幸いです。

 

それではまた<(_ _)>。