みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

信長は火・光秀は水・秀吉は風・家康は地

十二星座をそれぞれ重視する項目に分けた4つのエレメンツ。

「火」「土」「風」「水」。

ゲームでもこの四つに「光」「闇」をプラスした六属性でキャラ分けしているものが多いですが、占星術においても重要なファクターです。

 

エレメントと星座に関することはこちらの記事を参照してください。

michatetoile.hateblo.jp

これらの性質ですが実際の誕生日はともかくとして、巷間で伝えられている戦国時代の三英傑(信長・秀吉・家康)そして明智光秀のイメージと合致するので、そこからエレメントの性質を理解しても面白いでしょう。

f:id:mishacarrot:20220321194136j:plain

 

 

4エレメントと武将

「織田がつき羽柴がこねし天下餅 座りしままに食うは徳川」

 

戦国時代の流れを表す有名な歌です。

織田信長が改革し、豊臣秀吉が手を加え、最後に天下をゲットした徳川家康

そして信長に反旗を翻した明智光秀

彼らの生きざまに基づいて4エレメントを語っていきましょう

 

火の信長

古い権威を徹底的に壊した天性の革命児・信長。

人生の大半が四方八方敵に囲まれた状態でした。

 

癇癖が強く人の気持ちに頓着しないので造反者も多数。

 

火の波乱万丈な要素をそのまま字でいくような人生でした。

 

ただし火が傍若無人に燃えると、一番堪えられない感じるのは水エレメントの性質を持った人でしょう。

 

水の明智光秀

光秀以前にも信長についていけず造反した武将は室町十五代将軍・足利義昭のほか、荒木村重松永久秀、などなど大勢。

 

信長の目標に同意し勢いに一緒に乗って行こうとしたけど、彼の合理主義的思考においては部下も「使える道具」扱い。

人の心の微妙なところに気を使うタイプではない。

彼のそういうところに一番悲鳴を上げてしまうのは水エレメントです。

2020年NHK大河ドラマ麒麟がくる』の光秀像もそんな描き方でしたね。

 

風の豊臣秀吉

その光秀を倒して天下人の座を手に入れた秀吉。

彼が出世するきっかけとなった戦いは知略によるものがほとんど。

 

それにたけた部下を召し抱えるにおいても「人たらし」と言われる彼の人あしらいのうまさが光っております。

武ではなく知をよく生かすあたり風っぽいですね。

 

土の徳川家康

石の上にも三年、耐えに耐えて最後に笑った家康。

家康の生涯、特に前半生は辛抱の連続でした。

 

二百年の天下泰平の世。

じっくり時間をかけて盤石なものを作り上げたところは地のイメージをほうふつとさせます。

 

天下を取った順番としては火→水→風→土

 

実際の十二星座の順番とは逆回りですね。

 

ちなみにこれはご当人たちのネイタルホロスコープによるものではなく、あくまで当人たちのイメージから、エレメントを理解するための分類です。

 

ウィキでは歴史人物たちの生年月日も記載されていることが多く、日本の昔の人物でも西洋暦に直された日付も記載されています。

もともと武士の家柄で誕生日が明らかになっている織田信長徳川家康ならいずれ正確な日付での鑑定記事が書くこともあるかもしれません。

百姓の出で生きている時から自分の経歴をごまかしたりしていた豊臣秀吉と、前半生が謎に包まれている明智光秀は難しいかな…。

 

それではまた(^^♪。