みーしゃの月と星がたり

知識のない人でも楽しめる占星術エッセイめざします

水星座の感覚をざっくり ~水だけど水に流せない~

占星術で使われる十二星座は火・土・風・水の4エレメンツや活動・固定・柔軟の3宮に別れており、ネイタルホロスコープの十個の惑星の星座を見ると、人それぞれに偏りがあるものです。

 

 

水なのに火の呼吸のごとき水星

私の場合、火1・土4,風1、水4。

土と水が多く、火と風が少ないです。


でも言語を使った表現力を表す水星は牡羊座、火の星座なのですメラメラメラメラメラメラ

 

ネット掲示板占星術トピックに出入りしていた時に「牡羊座っぽい」と、言われたことがあります。ネット上だとその人の雰囲気や声、表情や口調は伝わらないから、言葉をつかさどる水星の星座の持ち味が直接相手に伝わるようですね。

 

これは自分としてはけっこう違和感がありました。

 

私のネイタルホロスコープは太陽と火星が牡牛座(土)で合。

MCに近い乙女座天冥合とともに、公的な顔はそちらに現れている可能性が高いです。

でも個人的なものに関しては蟹座の月、蠍座海王星魚座の金星と土星

オーブを広くとればグランドトラインということもでき、ゆえに自身の情緒的なことについては水の感覚が一番理解しやすいです。

 

なんといいましょうか…、

体質的に水の呼吸で技を繰り出すのが向いているのに、いつも火の呼吸を使っているような『鬼滅の刃』の主人公の逆バージョンの気持ちになりましたね。

「炎」と「日」、表現がずれているのは、占星術で使われる属性と鬼滅の呼吸の型がちがうからです。

その辺はご容赦を( ̄▽ ̄;)💦。

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優しいと言われてもうれしくない

まず「優しい」とよく言われますね、水星座は。

 

これは水の共感力がなせる業で、水が強いホロスコープの持ち主は他人の苦境や痛みに共感する力が強いのだけど、それを「優しい」と言われることにはかなり違和感を持ちます。

 

なぜなら水星座強い人にはそれが当たり前なのに、世間でそれを「優しい」と表現するのって、その同情や共感が世界では当たり前ではないということになるから。

 

水なのに水に流せない

「水に流す」って言葉があります。

従来のいきさつや悪い感情を一掃し関係などを再構築する際に使われます。

 

しかし、これを一番やるのが難しいのは感情重視の水星座です。

 

占星術の観点から言うと、そういう行為は「風に飛ばす」とでも言ってくれた方がしっくりします。風星座はあまり感情的な側面を重視しませんから。

 

それにしてもなぜそういう行為が「水に流す」という言われ方をするようになったかというと、日本神話のイザナギ神が黄泉の国から帰ってきた後、水で体を洗った、いわゆる「禊(みそぎ)」にまでさかのぼることができるでしょう。

 

みそぎって言葉はいまでもよく不祥事起こした芸能人に対してよく使われてきましたね。

視聴者サイドの気持ちなどまるっと無視して業界都合で復帰させたいときに、過去の過ちを都合よくなかったことにする言葉として使われているような気はしますがねえー

 

何はともあれ感情や過去の過ち(穢れ)を洗い流すのに水が使われます。

それで洗い流されてきれいになった側は気持ちがいいかもしれないけど水そのものは穢れを受け止めて汚れていくのです。

 

水は方円の器に従うともいい、他人の言うことをけっこうなんでも受け入れる、それゆえに愚痴の聞き役などにはうってつけ、感情のごみ箱にされることもおおいのです。

 

吐き出したほうはスッキリするけど、受け止めた側は代わりに汚されていくのですよね。

 

溜まっていった感情のごみは時に濁流のように押し寄せるかもしれません。

 

鬼滅の刃の水の呼吸最強の技は「凪」。

 

もちろん水の要素強い人もそのようにありたいと願ってはいるのですけどね💦。

 

それではまた<(_ _)>。